2013年4月3日水曜日

肺がん薬イレッサ訴訟、遺族側が全面敗訴へ 最高裁決定  からの、森口尚史。

※青文字は引用です※

抗がん剤イレッサによる副作用で患者が死亡した件、原告側が敗訴だそうです。
理由は「危険だって分かってたはずだ!」かな?
でこの裁判のニュースで思い出したのが例のあれです。

<iPS細胞を使った世界初の心筋移植手術を実施した>と大ボラを吹いた、森口尚史氏。

ええと現在、

「イレッサは副作用があって危険ではあるけれど、特定の患者にならば効果がある!効く患者と効かない患者を見極めたうえで使えばよろしい!」

ということで普通に使われているそうですが、2006年にこの「効く人には効くんだからイレッサ使用停止はよろしくない!」を発見した偉大な人物がなんと!!

森口氏なんすよ〜(笑)
いやあすごいっすねえ、立派な人っすねえ。

http://www.logsoku.com/r/newsplus/1141123450/

抗がん剤イレッサ、非喫煙者の延命効果は喫煙者の3倍  

副作用が問題となっている肺がん治療薬「イレッサ」(一般名ゲフィチニブ)が効くかどうかを決める遺伝子 の変異を森口尚史・東大先端科学技術研究センター助教授らがほぼ特定した。  
延命効果を期待できる患者は、この遺伝子変異がある人か、非喫煙者に絞られるという。無駄な投薬の回避に つながる可能性がある。英医学誌「ランセット」に発表した。  
同センターとソウル大医学部、東京医科歯科大の共同研究で、対象患者は、韓国人、中国人、台湾人計135 人。腺がんなどの非小細胞肺がんの進行期にあって、他の薬物療法で効果が得られずにイレッサを使った患者を 抽出し、個々のデータを詳しく分析した。  
注目したのは、細胞の増殖などを制御するL858Rと呼ばれるたんぱく質の遺伝子の変異。この変異がある 患者の平均生存期間は22か月で、変異がない患者の9・3か月と比べて1年以上の延命効果が確認された。非 喫煙者の場合は平均生存期間は24・3か月で、喫煙者の7・4か月より3倍以上長かった。  
森口助教授によると、L858Rの変異は、喫煙者にはほとんどみられない。喫煙歴のある非小細胞肺がんの 患者に過剰に現れるAKR1B10という分子が遺伝子変異を抑え、イレッサの効果を激減させている可能性も あるという。 
 (読売新聞) - 2月28日15時9分更新


森口氏ってさー、製薬会社の危険製薬を推進するために作られた東大教授なんじゃないかな、と私は思っています。

まともな研究者や学者ならやりたがらない領域。

そういう領域を背負ってくれる汚れ役引き受け学者。

こういう学者を、製薬会社は必要としている。

そして世の中には、学者になりたくて仕方ない、貧乏ポスドクがいっぱいいる。

つまりはそういう、ことなんじゃないかな、と。

→森口氏についてはこちらの記事参照

→2ちゃんのこんな書き込み。

245 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/10/13(土) 00:40:36.87 ID:KpAZC97a0 
ここ覗いてる医者なら知ってるだろうが、 
イレッサ投与する時に喫煙の有無と遺伝子診断で可否を決めるだろ? 
あれの初出のスタディ、森口入ってるみたいだぞ? 
ヤバくね? 

264 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/10/13(土) 00:44:37.31 ID:S8kL48fi0 
>>245 
スーパーやばい 

欧米ではオワコン薬認定なのに、コイツの論文の所為で、日本で使われてる訳だろ 

325 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/10/13(土) 00:58:33.97 ID:KpAZC97a0 
>>264 
だよな 
欧米で効果疑問視されてるのに 
条件絞れば使えるってやっちゃったワケだよな 

334 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/10/13(土) 01:00:54.90 ID:jYRrJfO50 
>>325 
現在進行中の、イレッサの訴訟にまで影響しそうだな。 

268 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/10/13(土) 00:45:21.81 ID:laBTtL2J0 
>>245 
あれが嘘だったらエライことになるが… 


→訴訟記事はこちら。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130402-00000017-asahi-soci

【田村剛】肺がん治療薬「イレッサ」の副作用の危険性を十分に知らせなかったとして、死亡患者2人の遺族が、輸入販売元の会社と国に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第三小法廷(寺田逸郎裁判長)は2日、国への請求について原告の上告を受理しない決定をした。国の賠償責任を否定した2011年11月の二審・東京高裁判決が確定した。

 輸入販売元のアストラゼネカ(大阪市)への請求については同日、原告の上告を受理し、判決を今月12日に指定した。ただ、二審の結論を見直す際に必要な弁論を開かないため、同社の賠償責任も否定した高裁判決が維持され、遺族側の全面敗訴が確定する見通しとなった。5人の裁判官全員一致の意見。一審・東京地裁判決は国と同社の責任を認め、計1760万円の支払いを命じていた。

 大阪でも別の遺族らが提訴。一審・大阪地裁は同社の責任を認めたが、二審・大阪高裁は国と同社の責任を否定し、原告が上告中。主張は東京の訴訟とほぼ同じで、今回の最高裁決定を受け、大阪訴訟も遺族側全面敗訴の公算が大きい。