2013年3月31日日曜日

池口恵観法主 右翼と朝鮮と安倍首相と小泉元首相

小泉純一郎氏の旧姓は鮫島純一郎
朝鮮総連を45億円で落札した僧侶、池口恵観法主の本名は鮫島正純

小泉元首相とは遠縁という報道もあるようですが、さてこの僧侶が朝鮮総連の施設を落札したらしい。

この僧侶すごい。

金日成主席観世音菩薩を作る程に北朝鮮に敬愛を示
と同時に、右翼の大物でもある。
三無事件に関わり逮捕され、最近でも右翼団体の来賓として招かれたり機関誌に投稿したり。

おかしいなあ。

2ちゃんだとネトウヨ=嫌韓なのになあ。

いや本当は、2ちゃんのネトウヨも、最初のとっかかりは朝鮮/韓国の中の人だったのではないか?

嫌韓以前の日本は、朝鮮半島に対して極めて無関心だった。
若い人で日韓併合を知らない・興味ない人だって結構多かったのではないか?

ところがネトウヨ、嫌韓の台頭以降、一気にネット住民の朝鮮半島の歴史や国民性や政治や経済や文化に関する知識は激増した。

ネット住民の韓国への興味(善かれ悪しかれ無視とは正反対)に呼応するように、メディアでは韓流が作られた。

いま現在、ネトウヨをやっている人は、ネトウヨの源流というものを真剣に考えたほうがよいと思う。

さて池口恵観法主

安倍首相はどうやらこの人物にかなり傾倒、陶酔しているようで、この人物の予言を忠実に実行している。

洗脳されてしまっている、なんて邪推もしてしまいたくなります。


以下、引用

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121225-00000301-jisin-pol

安倍晋三の再登板を5年前に予言していた“永田町の怪僧”

2012年12月25日(火)7時4分配信
「私の脳裏にハッと浮かんできたんですね、『5年後』と。なぜと言われてもそうとしか言えないです。これはきっと“天”が安倍さんのことを求めていたんだと思います」と語るのは、鹿児島県にある最福寺の池口恵観法主(76)だ。

自民党が圧勝し、再び返り咲くこととなった安倍晋三新首相(57)。一度辞任した首相が再び返り咲くのは、吉田茂元首相以来64年ぶりのこと。そんな誰も予想しなかった快挙を、前回、安倍氏が総理を辞任した07年の時点ですでに“予言”していた人物がいる。それが池口法主だ。写真週刊誌『FLASH』2008年1月1日・8日・15日合併号で、彼は安倍氏に伝えた言葉についてこう明かしている。

《一度禅譲すれば、5年くらい後に、また大きな潮がくる。そのときに再登板されたらいい。よっぽど胃腸がきつかったようで、突然の辞任になってしまいましたが、5年後にもう一度潮はくる。晋三さんにはまた出てもらわないといかんと思っています。日本の行く末を考えるとね》

07年7月29日の参議院選挙で自民党が大敗した後、池口法主は体調不良に苦しむ安倍氏へこう辞任を進言。その12日後の9月12日、電撃辞任となった。そして今回、安倍氏が自民党総裁選出馬会見を行ったのが、ちょうど5年後の今年9月12日!まさに池口法主の言葉どおりになったのだ。

36年11月15日、鹿児島県の柏原高野山西大寺で6人兄弟の末っ子として生まれた池口法主。室町時代から500年以上続く修験行者の家系で、彼は18代目。行と呼ばれるつらい修行を重ねるうちに不思議な力が宿った法主のもとには、多くの人が訪れる。「現代医学に見放された患者を祈祷したところ悪性腫瘍が治った」などの評判も広がっているという。

政治家と繋がりも強く「永田町の怪僧」と呼ばれたこともある池口法主。歴代首相の指南役とも評されており、森喜朗元首相、小泉純一郎元首相など彼を慕う政治家は多い。安倍氏の父・晋太郎氏もその一人だ。池口氏は安倍氏の辞任後も彼と会い、体調を気遣った。

転機となったのが、今年9月の自民党総裁選挙。石破茂、石原伸晃、町村信孝など多くの有力候補者が自民党総裁選に出馬を表明。安倍も早々に出馬を決意したが、周囲はみな反対した。そんなとき、後押ししたのが池口法主の言葉だった。9月1日、彼は安倍氏にこんなメールを送ったという。

《予想される人を見て来ましたが運気は負けません。自信を持って進んでください。長期政権を祈ってます》

すると安倍氏は見事、自民党総裁に当選。11月には、野田佳彦氏が民主党配線確実のなか衆議院を解散するなど、次々と追い風となる出来事が起こったのだ。今回の自民党の勝利について、池口法主はこう語る。

「前回、安倍さんはまだ総理の器になっていなかったんだと思います。しかしあれから5年間、しっかり体調を整え、勉強をして力を蓄えてきた。その結果、“天”が彼を求めたんじゃないでしょうか」


朝鮮総連落札の僧侶、その仰天素顔 交友は北朝鮮高官から安倍首相?まで



池口恵観

池口 恵観(いけぐち えかん、1936年11月15日 - )は、高野山真言宗大僧正・伝灯大阿闍梨、最福寺法主。俗名・鮫島 正純(さめじま まさずみ)。現総理である安倍晋三など多くの政治家と親交があることから永田町の怪僧の異名がある[1]。

2013年3月17日日曜日

派遣社員、正社員、そして、限定正社員

http://blogos.com/article/36361/?axis=&p=1
解雇規制を緩和しても、若者の雇用環境は改善されない―労働経済学者、安藤至大氏が語る”今後目指すべき働き方” 
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1505F_V10C13A3EE1000/

雇用分野では、勤務地や職務を限定した新しい正社員制度を普及させる。 
今の正社員と非正規雇用の中間に位置する雇用形態で、 
職務が続く限りは期間を定めずに雇用されるが、 
企業が職務を廃止した場合はその時点で雇用契約が終わる。 


たとえば小売業が新店舗を出すとする 

今までは新卒で雇った社員の中から選んで店長をさせていた 
そして新店舗がもしうまくいかなかった場合は、社員は本社に戻るなり 
別の店舗の店長になるなり、していた。 

この制度が通ると、新店舗用に社員を募集するようになる 
「新店舗を畳むことにしたらクビにするからね」という条件付きで 


ふーむこれって派遣法改正によって正社員の一部が派遣社員化したのの、第二弾。
まだ残っている正社員の一部を、今度は限定正社員化しようっていう動きのようですね

労働者の権利の強い日本型システムを、経営者の権利が強いアメリカ型システムに移行させようという流れの一貫でしょう。
六年前の年次改革要望書にもホワイトカラーエグゼンプションが指定されていましたし、アメリカ企業は日本進出したいけれど、日本の労働者保護システムはうっとおしい、ということなのでありましょう。
もちろん日本の経営者サイドも、自分たちの権利を強めたいでしょうし。

やれやれなかなか一億層中流社会を取り戻そうっていう風には流れないものですね

かつての日本は、国民の多くが正社員として安定した職に就いていたからこそ、皆が中流で、いっぱい消費して、結婚もして子供も作って、国全体も豊かに成長していたのではないでしょうか。

派遣社員という立場で結婚するのはちょっとなあ、消費するのはちょっとなあ、という人が増えて少子化とデフレは進行したのではないでしょうか。

今後さらに、いま正社員として働いている人達の一部が限定正社員となるようです。

限定正社員という立場で結婚するのはちょっとなあ、消費するのはちょっとなあ、という人がまた増えちゃうんじゃないのーう?

あと、正社員の解雇をしやすくする動きも大丈夫なんでしょうか。
それで本当に日本の国力は回復するんでしょうか。

わたしの持論として、日本人は自分の所属する集団のために働く時に底力を発揮する、というのがあります。

愛国精神のおかげで、第二次世界大戦ではアジアの新興国のくせにそこそこ頑張れた。
愛社精神のおかげで、戦後の焼け野原から高度成長を成し遂げた。
身体能力が劣るから陸上競技なんて苦手なはずですが、リレーだけはメダル取れちゃったり

日本人は仲間と一緒に勝つのが得意なんですよね。
自分一人だけ勝つんじゃなくて、仲間と一緒に勝ちたい。

だから成果主義は向いてないと思う。
成果の出せない仲間はみんなクビになる、俺は成果を出して生き残ってやるぜ、なんてのは日本人に向いてないと思う。

むしろ愛社精神を鼓舞するような方向性

そういう方向に持っていける方法を模索したら良いのになあ。


あと、中には「終身雇用のせいで日本はアジア企業に負けた」と言っている人がいますが、全然つながらなくないですか?
終身雇用=正社員(無期契約の労働者)のせいでどう負けたのかしら。
円高のせいで負けた、なら理解できますけど。

むしろ正社員が減ったおかげで内需が縮んで経済が縮小しちゃったじゃないの
で内需が心もとないから海外進出、その結果の技術流出、
さらに社員より株主様が大事、の精神で大規模にリストラ繰り返し、技術者は中国韓国に引き抜かれて技術流出、
アジアが日本の技術に追いついちゃってライバルとして立ち塞がってきた、と

あれ?
終身雇用が崩壊したせいでアジアに負けたんじゃね?

経済発展のためには結局、日本人労働者、つまり大多数の日本人
日本人にそれなりに美味しい思いをさせないと駄目だと思うのよー

正社員だからって実際に終身雇用とは限りません、中途で退社する人はいっぱいいます。中小の会社なんて簡単に潰れます。

でも制度として終身雇用である、ということが人の心に与える心理的安心感が一番重要なのだと思うのです。
この心理的安心感が、消費に結びつくのだから

そして個人レベルでの技術流出を防ぐには結局、愛社精神を植え付けるしかありません
簡単にリストラするような会社に対して愛社精神が湧くわけもなく。

人を大事しないツケが必ず回ってくる

経営者さんたち、労働者を敵に回すようなやり方ばかりしないで下さい
同じ日本人同士、共に手を取り戦う仲間ではないのですか?